バンクーバー水族館が先週生まれた赤ちゃんベルーガ(シロイルカ)の人気の波に乗り、入館者数や会員数、関連商品の販売数を伸ばしている。同水族館は赤ちゃんベルーガをひと目みようとする来館者で溢れかえり、J・ナイチンゲール館長によると、混雑に対処するため人員補強が必要だったという。「赤ちゃん誕生以来、来館者数は通常より6、7千人増の約1万6千人にのぼります」と同館長は月曜日に語った。また先週末だけで年間パスが100枚近く売れて会員数も激増。館内ギフトショップもベルーガを模ったぬいぐるみが600個以上売れ、ベルーガ効果は絶大だという。「ベルーガ関連商品は4倍に膨れ上がりました。関連書籍も飛ぶように売れ、再注文が必要でした」と同館長。シカゴから遊びに来たJ・モサクさん一家にとって、赤ちゃんベルーガを見るのがバンクーバー観光の<することリスト>のトップ目玉だったそうだ。モサクさん曰く「めったにない体験だし、孫も大変楽しんでいます」。ただし水族館スタッフは売り上げばかりを気にしているわけではない。ボランティアチームは母子ともに健康で幸せでいるか24時間体制で監視を続けていると水族館の生物学者B・シーハン氏は語る。「彼らはあらゆることを調査しています。例えばベルーガは5分間に何回息継ぎするのか、一回の授乳量やその頻度はどれ位なのか等。こうした情報を私たちがカルテに書き加えるのです」。去る6月10日、300人の大観衆が興奮して見守る中、同水族館のベルーガ<キーラ>(12歳)が初めての赤ちゃんを出産した。スタンレーパークの施設職員によると、元気な赤ちゃんはその後も無事お母さんに懐いているという。赤ちゃんの性別はメスと思われるが、約6ヵ月後に確定する。
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