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盗まれた巨匠リード氏の黄金の作品数点 鋳潰されてはと懸念

先住民ハイダ族の巨匠芸術家ビル・リード氏による黄金の手工芸作品が盗まれたバンクーバーのBC州立大学人類学博物館では、高価な純金成分をとり出すために作品が鋳潰されるのではないかとの懸念が募っている。「作品が鋳潰されるとすれば、最悪のケースです」と博物館準館長モヤ・ウォーターさんは日曜日語った。石材とガラス製の展示ケースに陳列されていたブレスレット、ブローチ、カフスボタンなどリード氏作品12点が先週金曜日の夜間に盗まれ、メキシコ民芸作品3点も紛失していた。同氏は盗まれた作品の金成分の重量と価値については言及を避けたが、作品には全て保険が掛けられている由。
「連邦警察(RCMP)が捜索をしており、私共は作品の写真や価値等に関する情報を提供して緊密に協力しています。作品には勿論経済的な価値がありますが、私共にとり一番重要なのはその文化的価値です。博物館や芸術の世界ではそれが一番大事なのです」とウォーターさん。日曜日の時点で、捜査官が窃盗の手口を解明したかについてRCMPは言及していない。同館の警備システムは、監視カメラ、運動センサー、警報装置を備えた博物館規格では国際クラスのものだとウォーターさんは語った。土曜日朝、警備員が盗難を発見して直ちにRCMPと博物館職員に通報した由。盗難が監視カメラに録画されたか、また内部の者の仕業の可能性等についてはコメントを控え、「憶測はしたくありません。捜査に関わることですから」と語った。   1998年に他界したリード氏は、太平洋岸北西部のハイダ族文化を継承する芸術家で、20世紀カナダの巨匠アーティストの一人と目されている。その作品の4点は、20ドル紙幣裏面のデザインに見られる。リード氏の友人の一人は日曜日、博物館から消えても、きっとどこかに作品が存在し続けているという希望が捨てきれないとCBCニュースに語った。「作品の由来を知るにしろ知らないにしろ、きっと誰かの手首かネックか襟元を飾ることになると思います」由。

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