チャーターした日本船「こまがた丸」でバンクーバーに入港したインド人移民志望者たちの上陸をカナダ連邦政府が阻止した事件から90年以上経った今、政府は当時の措置について正式に謝罪することになった。去る土曜日サレー市で、多文化主義及びカナダ民族自己認識担当のJ・ケニー国務相は「こまがた丸」の乗客との2ヶ月にも渡る<にらみ合い>事件を記念して助成金250万ドルを供与すると表明した。謝罪は早ければ今週、国会で表明されるかもしれない。「94年経って、私共の歴史におけるこの不幸な事件を政府が認識し謝罪するのは私共コミュニティにとり大変喜ばしい事です」とモハン・シン教授記念財団広報担当ジャスビール・サンドゥ氏は日曜日に言明。「この慶事はインド系カナダ人だけのものではありません。カナダ社会が全体的にどれ程進歩したかを示しています。20世紀初期の差別政策は遠い遠い過去のもとのとなりました」と同氏は語った。1914年、インド人移住者376名を乗せた「こまがた丸」はバンクーバーに入港した。しかし移民官達は、カナダに入国する移民は出身国から直接カナダに渡航せよとする継続渡航法令を盾に乗客の下船を拒否した。船は移民志望者達を乗せたまま港内に停泊する事を余儀なくされ、2ヶ月間経って船は結局乗客を乗せたままカルカッタへと再び出港した。連邦政府はさらに金曜日、ウクライナその他東欧諸国から移住した人々が第一次世界大戦中抑留された事件を記念する運動を支援するためウクライナ系カナダ人財団に1000万ドルを供与すると表明。また木曜日には、移民規制関連の記念教育プロジェクト向けに中国系カナダ人社会に500万ドルの助成金を供与した。
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