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住宅ローン利率 大幅の引き下げに

債権市場における借入れコストが下がり住宅ローン業界の競争が激化する中、カナダの諸金融機関は住宅ローン利率の大幅な切り下げを開始した。先陣をきって利率引き下げを発表したのはモントリオール銀行(BMO)だった。水曜日以降、5年間ローンの固定金利率は、引き下げ幅0.3%強の6.65%となった。短期間ローンには利率の大幅引き下げが適用され、BMOの1年間固定金利率は引き下げ幅0.8%で6.15%となり、また2-3年間固定金利率は引き下げ幅0.85%で6.15%となった。これらの利率は公開レートであり、実際のところ多くの顧客は、公開レートを1%またはそれ以上下回る利率の固定金利を適用してもらえる。 例えばBMOの場合、5年間<特別固定金利率>は0.34%下回る5.59%と表明した。ローレンシアン銀行、デジャルダン・グループ公庫、信用組合などケベック、オンタリオ両州の金融機関も同様の利率引き下げを水曜日に発表、木曜日から実施に入った。
去年の12月以降カナダ銀行は国家経済の活性化をめざして主要貸出利率を1.5%下げの3%に設定した。しかし信用逼迫のため資金調達がより困難になった諸銀行は、今回の大幅な切り下げまで固定住宅ローン利率の引き下げは比較的小刻みに行っていた。今回の住宅ローンの大幅な利率引き下げが競争に拍車をかけるだろうと予想する経済学者もいる。「新規住宅ローン市場のシェア拡大を目論むBMOの競争的な作戦と見受けます」とJPモーガン・セキュリティ・カナダ社の主任経済学者T・カーマイケル氏がCBCニュースに語った。「住宅ローン活動が減速する兆候かもしれません」と同氏。4月の予想を上回るインフレ率にもかかわらず、経済学者の多くはカナダ銀行のさらなる金利引き下げを予想している。最近の住宅建設開始数と不動産売上額は、カナダの住宅市場が昨年に比べて冷却化している事を示している。

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