アルバータ州政府は、マツクイムシ(mountain pine beetle)退治の為、緊急準備金から更に5000万ドルを追加、総計5500万ドルの援助金を本年度割り当てる旨を決定したと表明した。
アルバータ州の持続可能資源開発省によると、退治作戦は、すでに枯死した木々の撤去に重点がおかれる。枯死した木1本ずつに、更に10本の木を汚染させるほどの数のマツクイムシがはびこっているそうだ。作業員はさらに、汚染の危険がある古い木々の間引き、及びマツクイムシの被害が新たに発生しつつある区域の確認も行う。作業は主にロッキー山脈東斜面の2区域で行われる。
当局関係者は、冬の寒さのおかげで多数のマツクイムシが死滅したようだが、今年の夏にマツクイムシの被害が新たにBC州よりアルバータ州に広がる事を懸念している。米粒ほどの大きさのマツクイムシは、成長した松の木を襲い、幹に穴をあけて病原菌のカビをまん延させる。BC州では、すでにマツクイムシのため広大な森林が破壊され、2013年までには州内の松の木の約80%近くにまでに及ぶだろうと予測されている。アルバータ州政府は過去2年間ですでに1億3,400万ドル以上をピース・リバー地区の北部やロッキー山脈東斜面のマツクイムシ退治に支出している。アルバータ州内の森林15%にあたる松林約600万ヘクタールは、感染の危険にさらされていると州政府当局は語った。
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