本日は、バンクーバー水族館から離れてシカゴの有名魚の話題。イリノイ州シカゴのシェッド水族館で飼育されていたハタ科の魚で、化学療法を受けガンを克服した初の魚ということで一躍有名魚となり、ガン患者へ感銘を与えてきたブッダが、推定年齢24歳で今週死亡した。
体重70キロもある「スーパー魚」は、1987年、シカゴ水族館にバケツに入れられ受付に置き去りにされ捨て魚だった時は、体長約30cmだった。その後シェッド水族館が飼育することになった。当時ブッダはメスだったが、1990年代オスに性転換。これはある魚類では珍しいことではない。ガンとの診断を受けたのは、2001年。同水族館は2年後前代未聞の化学療法に踏み切った。しかし再発。2003年春再手術をし、細胞の成長を加速させるため、人間への治療と同タイプの医療用結合組織移植を行った。手術中は特製の紐でブッダを水槽に固定。当然ながら獣医は手術傷の乾燥も包帯もできなかったが、幸いなことにブッダの体を覆う粘液は強力な抗体を含んでおり、感染から身を守ることができた。ブッダの回復力は元ガン患者、特に子供に感動を与え、同水族館の一番の人気者だった。過去3年間、時折、ガン患児またはその家族からブッダの様子を尋ねる電話があったという。同水族館の職員は、「もはやブッダが存命していないことを告げるのは辛い」と話す。予備検視では、老魚の健康問題および異常成長が認められたという
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