国防大臣ゴードン・オコナー氏は、30日、委員会の審問の席でカナダ軍のアフガニスタンでの使命は、武力行使ではないと述べたが、与党は、政治上の意味論に過ぎないと批判的な反応を示している。
同大臣は、現在アフガニスタンに駐留する2,300人の兵士は、死と背中合わせの戦闘の巻き添えになりながらも、復興支援、平和維持活動、民主主義の構築などのために尽力しているとし、武力行使にはあたらないと発言したが、詳しい説明は避けた。避けた理由について自由党のウジャール・ドサンジ氏は、同大臣を含む現ハーパー政権は、言葉が政治に及ぼす影響力を恐れていると語る。ブッシュ大統領は、アフガニスタンを攻撃する際「テロリストとの戦い」と発言し戦争と言う言葉の使用を正当化した。しかしながら最近のブッシュ政権には、アフガニスタンそしてイラクとの戦争に舵を切った政治的責任が重くのしかかり、米国民の間でイラク戦争が批判的に捉えられ始めたことでブッシュ政権の人気も急落の道を辿っている。しかし同国防大臣は、アフガニスタンでのカナダの貢献を讃えるばかり。ここ数週間、カナダ軍には2002年以来16人目の犠牲者がでており、またここ5週間で負傷者も数名でている。しかし成果を強調したいのか死亡および捕虜となったタリバン兵士は、十数名あったと連合軍高官が発表。国防大臣は、敵の兵士が殺されることと平行して、復興は進んでいるとも発言。先日、カナダ政府は、2009年までアフガニスタンに軍派遣を発表している。
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