ハーパー首相は、野党の要求を受け入れ、アフガニスタンにおけるカナダ軍の役割について下院議会で論議することを容認した。
しかし、内容はあくまでも任務情報を提供し議員が意見を述べるにとどまり、軍隊活動の是非を問う票決は行わないとのこと。ハーパー首相は、これまでは、危険を顧みず活動している兵士の努力が無に成りかねないとし同問題を議会に持ち出すことに否定的であったが、ピーター・マッケイ外務大臣は、国民にアフガニスタンでの任務遂行の目的とカナダ軍のアフガニスタンでの必要性を理解してもらうのは重要であると審議に肯定的。しかし票決については否定的で軍隊の任務に関する情報を提示するのみと釘を刺した形をとった。現在2200人規模のカナダ軍は、アフガニスタン南部で米軍が指揮する多国籍連合軍に参加している。同軍がNATO主導になるのは、今夏からとのこと。アフガニスタンでのカナダ軍の活動は、NATOが指揮するものと思われていたものが、実際は、依然として米国のブッシュ大統領の自由推進活動の一端を担っているいだけであるとして、不満を露にしていた新民主党の党首、ジャック・レイトン氏は、同問題が議会で審議されることを歓迎している。
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