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カナダ人の好み その4 白物家電

白物家電っていう言葉、知っていますか? そう、冷蔵庫、洗濯機といったものは白っぽいでしょ。 そこから来た言葉です。
でも、おしゃれなカナダ人のお宅の白物家電は白くないんです。

今日、ここでいう白物家電をとりあえず、家にあるアプライアンスという定義にしましょう。 だから、冷蔵庫、オーブン、レンジ、冷蔵庫、洗濯機等ですね。
ここでコンドミニアムを買うとこれら白物家電は標準装備です。 そう、部屋を買うと白物家電は付いてきます。 標準装備のこのアプライアンスはコンドミニアムのレベルによって違います。 高級コンドですとアプライアンスだけで2万ドルをこえたものになります。 安いものでも数千ドルですよね。

さて、このアプライアンスはコンドミニアムの開発業者にとっては極めて重要な販売のキーポイントになります。 やはり、家の購入決定の最終決断者は奥様だからです。 奥様のポイントは台所とお風呂/トイレなんです。 そこでどういうおしゃれなアプライアンスを入れているかが売り上げに大きく左右します。
 
少なくとも僕の知っている限り、アプライアンスに日本製を中心においているところはあまり見かけません。 せいぜい、電子レンジでしょうかねぇ。 高級コンドの場合、ほとんどがドイツ製です。 それから、ハイグレードなアメリカ製も散見します。 大衆レベルのコンドですとアメリカ製が増えます。 

例えば冷蔵庫、高級コンドの場合、80%の市場がドイツのサブゼロを使います。 どこがいいのか? 正直わかりません。 価格は卸ベースで7000ドル以上です。日本の一流メーカーの冷蔵庫が20万円台ですから、3倍近くするということですね。 カナダ人に「どこがいいの?」と聞くと、「何ていっても冷蔵庫のポルシェだぜ。」というわけですが、ポルシェなら早く走るからいいけど、冷蔵庫は冷やすだけですからねぇ。 ただ、長持ちするということは確かなようです。 30年ぐらいは持つという噂です。 日本は買い替え促進もあり、長持ちさせるものは作らないので寿命はせいぜい、10年でしょう。

それと、映画なんかを見て気がつく方もいらっしゃるかもしれませんが、そういうアプライアンスが全体のインテリアデザインと調和しているのです。 デザイン性が素晴らしくいいというのが決定要因でもあるわけですね。 だから、アプライアンスは白くない。 最近はステンレスカバーが主流ですね。 

オーブンもそう。 日本人はオーブンをつかわないから(あるいは電子レンジにその機能がついている)製品としてまだ稚拙です。 が、欧米人の生活はオーブンから始まります。 例えば、最近の高級コンドはダブルオーブンが主流です。 つまり、オーブンが2台です。 (最もそれほど金持ちのカナダ人のお宅はほとんど料理をしないという話もありますが。) 

生活様式の違いが白物家電にもずいぶんな違いを見せています。

ちなみにクックトップ(レンジ)ですが、昔はほとんどがコイル式の電気レンジでしたが、最近はほとんどがガスレンジに変わりました。 僕も10年ほど前、コンドミニアムのバイヤーにどちらかの選択オプションをつけたら70%以上の方がガスにしたのを覚えています。 それ以来、ガスを標準仕様にしていますが、ウケはいいですよ。

ということで、ではまた。

「外から見る日本、見られる日本人」より。
「http://blog.livedoor.jp/fromvancouver/

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