バンクーバーの街中にいると高級車がいたるところで走っています。 この数年、すっかりバンクーバー人は裕福になったなぁと感じます。
90年代半ばまではエアコン付きの車がすごく少なかった。 オートマではなく、マニュアルシフトだった。 70年代後半に韓国が始めて車を輸出したとき、カナダでの販売が際立って成功したんですが、それは、韓国車が安かったからなんです。 つまり、歴史的にはカナダ人は車にはそんなにお金はかけなかった。
が、世の中裕福になるにつれて、車と家にはお金をかけたくなるもの。 家は中に入らないとわからないけど、車は一見して価値がわかるから見栄を張るには一番手っ取り早いのでしょう。
で、最近裕福になった人は何に乗るか? 日本車勢はトヨタ、日産、ホンダがそれぞれ高級車部門のレクサス、インフィニティ、アキュラで攻めています。 また、アメリカ勢はGMのキャデラック、フォードのリンカーンと車メーカーが高級ブランドとして売り込んでいます。 一方、ヨーロッパ勢は、BMW,ベンツ、ポルシェ、アウディなどメーカー=ブランドという構図です。
結論から言うと少なくとも白人はヨーロッパ車が大好きです。 僕の知っているお金持ちの方々は全員、ヨーロッパ車です。 また、高級コンドミニアムの地下駐車場に行くとヨーロッパ車が中心です。
理由を聞きました。 値落ちしないんです。 日本車ももちろん、値落ちに関してはいいほうですが、ヨーロッパ車に関してはかなりいいようです。 それと、古くなっても需要があって売りやすい。 日本では昔、BMWのことを「六本木のカローラ」といいましたが、ここでは「バンクーバーの乗用車」と言っていいぐらいよく乗っています。
もう一つ、足回りと頑丈さ、丈夫さが違うということもよく聞きます。 僕はヨーロッパ車は乗ったことがないのでなんとも言えませんが、少なくとも、日本車の最大の弱点はおもちゃみたいな貧弱さだろうと思います。 強そうでない。(強いのかもしれませんが弱そうなイメージなんです。)
僕はアメ車に乗っていますが、これは高速道路をぶっ飛んでいくとき、日本車よりはるかに安定感がいいためです。
考えてみてください。 日本の高速道路でどんなにがんばっても100キロで走っていればすぐに前の車に追いついてしまいます。 ここではちょっと遠くに行けばオートドライブにして110キロで走り続けても誰にも追いつかず、誰にも抜かれません。 こういう環境の違いが足回りや安定感に出るのでしょう。
一方、渋滞したときの情報システムは日本は優れています。 ここにもGPSがあるにはありますが、ほとんどユースレスですね。 だって、渋滞しませんから。
車一つにとっても環境が違うと消費者の期待も違うということです。
次回は白物家電をやってみましょうか? では。
「外から見る日本、見られる日本人」より。
「http://blog.livedoor.jp/fromvancouver/
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