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バンクーバー近辺での温泉事情

海外で生活するといっても、昔と違い今や日本食だって新刊のベストセラーだって、お金に糸目をつけなければ大抵のものは手に入る。

そんな中、どうしても手に入らずとても恋しいのが温泉だ。

Whistlerからさらに北へ車で2時間ほど行ったところに日本人が開発している温泉がある。これは 、”山奥の秘湯”という表現がぴったりの大自然に囲まれた露天風呂で嬉しい限りなのだけれど、どうも雰囲気がややこしい。 というのも本来当然であるべき裸での入浴がここはカナダだからなのかなんだかしっくりこない。

というか出来ない!なのに、白人達がいきなり裸で入ってこられると水着を着ている日本人が間違っているようでなんだか居心地が悪い。そればかりか 見たくも無い裸の白人のおばちゃんやじいちゃんやゲイカップルに囲まれて目のやり場に困りちっともリラックス出来ない。いずれにせよ、ちょっとゆっくりしたいなあっていう時には、その道のりがちと遠すぎる 。

そこで、お薦めがHarrison Hot Springs Resortl &Spa。
1987年に日本人が設計して建てられたホテルで、 そのホテルに露天温泉プールがある。温泉プールといっても周りが岩で敷き詰められ、ヒノキ造りの橋が架かり、向こうには山が見えて雰囲気はちょっとした日本の 露天風呂。
ただお湯が期待するぼど熱くないのが不満なのだけれどこの際贅沢はいってられない。 お風呂とサウナとお部屋でのビール三昧ができるだけでありがたいというものだ。海外で味わえる”ちょっと温泉気分”としてお薦めなのだけれど、この前宿泊した際ビックリしたことがあった。このホテルは、East Wingと呼ばれるいわゆる新館とMainとWest Wing の旧館がある。

今回は、なんと一泊バッフェの朝食付き98ドルとかなりのスペシャル(ちなみに12月の前半までならこのDealがある)で宿泊したものだから、当然旧館であるMainのお部屋。 到着してすぐお目当ての温泉に入ろうと、前回泊まった時には確かにお部屋にあったBath Robeを探したところ 、どこを探しても見当たらない。おかしいなあと思ってフロントに電話をすると、なんとBarth Robeは、East WingとCottageに泊まった場合はアメニティーとしてお部屋に 置いてあるけれど、それ以外の部屋に泊まった場合は、Bath Robe一つに5ドルのレンタル料金が掛かるという。もちろん、理由は言わずもがな。

ツアーや特別料金にあてがうMainやWest Wing の部屋に比べて、East Wingの宿泊料金は、どのくらい高いか知らんが高い。でもだからなんなのさというもの。 お部屋代安くしときまっせと言っておいて、ちゃっかりBath Robeを家族4人分チャージするなんて、そりゃ大阪商人根性というもので 、ちょっとせこいでっせ。
事実これが本当にイヤなポリシーで、肩からタオル引っ掛けて歩いているおっちゃんは、”安い部屋に泊まってバスローブケチってまっせ”っていう看板つけて歩いているようなもので、一方、My Bath Robを持ってきている人(これがいるのだ) は、”準備万端で5ドルセーブでっか?”となんか恥ずかしい。高い部屋に泊まった者と5ドルケチらなかった者だけが身に着けることが出来るあこがれの”白いバスロ~ブ!”って感じで、Bath Robeごときで階級が決められているようでなんだかいやな気分。ところで、我が家はといえば、フロントデスクに電話で問い合わせをしたときに、”クレームをつけているわけではなにのですが、なんだか不思議なポリシーですよね”と一言いっただけで、”では、御代はいただかなくていいです。温泉をお楽しみください”って感じで、あまりの簡単さにビックリ。まさにこの国の常識である”言ったモン勝ち”の世界で、我が家の家計にはいい風に転んだものの、やっぱり全然納得できないこのポリシー。

しかし、これを読んたその後、このホテルにスペシャルで泊まる人は、結構優柔不断になってしまう。嬉し恥ずかしMy Bath Robeを持っていくべきか、5ドルバカ正直に払うべきか、それとも一芝居うつべきか。こりゃあ、悩むで~。

http://www.hanaichi.ca/「管理人の今日のぼやき」より。

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